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運命の出会い(その2) [はじめに]

 朝日連峰縦走3日目の夕方のことである。その日は狸穴小屋泊、4、5組のパーティとの同宿だ。そんな中、少し遅れて二人組の女性パーティが我々の隣にやってきた。彼女らが落ち着くと、新潟のS翁がすかさず話かける。人好きというか、年の功というか。食後のデザートにさつまいもを蒸かしていた私に、同僚のT君も「彼女達にも少し分けてやろう」と悪のりする。そして寝るまで話がはずんだ。単独行だったらあり得ない展開だ。その翌日は5人になって大鳥池小屋泊まり、T君が周辺の沢で釣ってきた岩魚をサカナにして盛り上がる。

 3年後の八幡平ー岩手山縦走・6年後の焼石山行を経て、7年後、その二人組のうちの一人が私の妻となった。出会ったのが狸穴小屋だけに、化かされたのはどちらだろう。S翁が縁結びの神だったのか。以来、山登りは二人で登ることが普通になった。
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